2021年4月23日(金)に開催いたしました、SELAS海外進出セミナーVol.5~カンボジア編~にてセミナー中に視聴者の皆さまから頂きましたご質問の回答を掲載させて頂きます。
カンボジア以外の東南アジアの国に展開している上で感じているのは、日本人との親和性において相手国が「仏教国」である点は与しやすさで重要と考えています。(もちろん、仏教国以外に進出しないという意味ではありません。)
全体感としてカンボジア人の印象は、どちらかと言えば、静かで、笑顔で、親日で、借りた恩は返す、借りたお金も返すもの、一方、笑顔の裏でストレスを溜めていることもあり、突如爆発するなど、表面から読み取りづらいケースもあります。
セミナーでお話したように国の知識人が大量虐殺された時代背景から、国民の平均年齢が24歳と、国として爆発力を感じられる半面、よい教師(指導的世代の虐殺)がおらず、文化の断絶や基礎知識(全国的な義務教育レベル)の低下・普及といった部分では他国との比較において劣っていると感じられます。ゆえに幼児からの教育ビジネスも有望分野の一つです。
商習慣は、他のアジア同様にまだまだ現金即時決済が優勢な印象を受けますが、上述の通り一度壊された国ということもあり、新しいことへの適応度は高いと思います。
まさにリープフロッグです。例えば世界で最初に中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)を本運用したのはカンボジアの「バコン」です。
自国通貨リエルと米ドル(米ドルが経済の80%で利用)ともにデジタル通貨がアプリ内で簡単に送受金できます。(日本で言えば日銀が運営しているPayPayというイメージ)
また、カンボジアには日本のような確定申告制度等がありません。従って特徴的なのは、源泉徴収として企業が責任を持って個人の納税をするというものです。
また企業においては月売上の1%を前払い税として翌月には納税しなくてはなりません。なので赤字でも納税しなければなりません。年度末の年間法人税との過多により調整するというように比較的厳しい徴税の仕組みです。
あり得ると思います。しかし四輪においてはトヨタ車が強い印象ですので系列(代理店・合弁企業等)でのエコシステムはできているでしょう。そこにオートバックスの様な存在が外資でどこまで対抗できるかとうことでしょうか。
また、まだまだバイク(日本製人気)も健在ですし、トゥクトゥクと言ったタクシー用電動三輪車(インド製・イタリア製など)も多く見かけます。
有効な軽減対策はないと考えています。今回のミャンマークーデターに対しても事前に想定できたわけではありません。しかし例えば軍部が幅を効かす国はリスクがあるから事業をしない、という「しないリスク」の方を回避します。
リスク・リターンの支点をどこに置くかによりやれることが違ってくるのかと思います。尚、リスクといえば政変、災害もあるかと思います。各国ともに、第一に従業員の安全・健康措置を、第二に保有資産の保全・退避を、第三に密なコミュニケーション・説明責任を果たす(投資家等)を念頭に運営しています。
花言葉で「幸福を招く」を意味する胡蝶蘭の学名 Phalaenopsis の PHAL を複数形(s)として、「幸福をもたらす仲間達・幸福な仲間達」が由来です。PHALsは世界に遍在する未利用資金の有効活用を通じて全人類に持続可能な幸福を実現していきます。